phpはWebアプリケーションの開発に適した、プログラミング言語(スクリプト言語)だ。C言語などの基本構造に沿っていながらも、比較的容易であること、Webアプリケーションであるため個人・小規模な需要も一定数あることなどから、習得が望ましいと言われやすい。
とは言え、独学で一から十まで身につけることは難しく、時間もかかりやすい。ただでさえIT業界の技術革新は、目をむくほどの速度で進む上、脆弱性の問題対策や、高速化などが求められやすいWeb業界の最前線にいる上では、少しでも早く新しい技術を身につけた方がよいことも多い。
このためか、phpは盛んに勉強会が開催されている。特に盛んなのは東京で、phpの開発促進や技術者の交流などを目的とする団体などが主体となり、定期的に開いている場合もある。内容は講義形式であったり、初心者向けであったり、その会の意図によって異なるため、自分にあったものを選択する必要がある。
特徴としては、発表した人や参加者も、同じプログラマや技術者であるということ。つまり、ある言葉やプログラミングについて検索し、何気なく辿りついたサイトやブログの管理者が勉強会の発表者だった、ということが起こりうる。非常に距離感が近く、それぞれが互いに情報を共有し、学ぼうとしていると言える。
こういった勉強会は、関西や北海道などの各地でも行われているが、長く続いているのは東京で、中にはそのために地方からやってくることもあるという。東京近県で始めようとしている場合は、足を向けてみるのも良いだろう。